専業主婦です。教育ママです。

帰国子女じゃなくても小学生で英検準1級。国産バイリンガルを育てるブログ。

英検準1級合格への道③(大問1 短文の語句空所補充問題)

大問1の空所補充問題。
全部で25問。
いろんな方のブログをのぞいてみると、最低でも18問は正解しておきたいところ!などと書かれています。

我が家の場合は、

・1回目の挑戦・・・ 4問正解(不合格)
・2回目の挑戦・・・11問正解(不合格)
・3回目の挑戦・・・16問正解(合格時)

という感じでした。

準1級の教本には、
選択肢から正解を導き出すために、
紛らわしい語句を整理する!であるとか、
接頭辞、接尾辞、語根から単語の意味を推測する!
などど、書かれています。
もちろんそれはそうなのですが、
結論、単語を暗記するしかない!ひたすら覚えるしか正解する方法はないのです。

我が家の小学生がどの程度がんばって16問正解できたのか?!
そこについて書きたいと思います。

2回不合格になるまでは、でる順パス単を使って単語を暗記していましたが、
その後使うのを止めました!分厚くて重すぎる!それだけでテンション下がります。
語彙・イディオム問題500を解いて、間違った問題の選択肢の単語すべての意味を調べ、紙に手書きし、同時に電子辞書で発音も確認します。(正しく発音できないと暗記できないような気がしたからです)
隙間時間を見つけ、覚える!周囲に人がいない時は声に出して覚えます。
ちなみに手書きするのは母の仕事です。
私は良い母親でしょ?!とアピールしたいわけではありません(笑)
娘が書くより、母が書いた方が時間短縮になるからです。
来る日も来る日もひたすらポケットから4つ折りの紙切れを出し、単語を覚えていました。
小学校の自習の時間にも覚えていたそうです。
毎日、覚えた紙の単語を母と確認し、また次の紙切れへと。その繰り返しです。
覚えた紙切れは受験するころにはボロボロになっていました。
2回目の不合格の後は、大好きな本も一切読まず、その時間を英検の勉強に充てました。
まるで、英検に呪われた親子です…。

そこまでしてやっと取れた16問なのです。
18問には届きませんでした…。

英検準1級合格への道②

はじめての準1級受験!
結果は
はい、当然不合格です。

●リーディング
 大問1空所補充。運よく正解できた問題なんて1問もなく、またまた覚えた単語も全く出題されず。
 大問2.3の長文。内容が一気に難しくなり、理解不能。

●リスニング
 今までリスニングを得意とし、準1級でも得点源になるかと期待したはいいが、半分も聞き取れず…。

●ライティング
 想像していたよりは点数をもらえた感じ。ちょっと意外!


つまりは、準備不足!勉強不足!だったわけです。
小学生が受験するには内容的にも難しいと、ここで諦め、また大きくなってから実力をつけて受験しよう!と切り替えてもよかったのですが、私達親子はたいして対策もせずに受けたライティングの評価が想像以上に良かったことに気を良くし、もうちょっと頑張れば合格できるんじゃない?!と思ってしまい、また次の英検に申し込んでしまったわけです。

今回は不合格でしたが、個人成績表を受け取って勉強になったことがありました。
個人成績表には合格者の平均正答率、全受験者の平均正答率、そして自分の正答率が記載されています。
合格者の方々は、
 ・リーディング約68%
 ・リスニング 約77%
 ・ライティング約88%
の正答率でした。
リーディングは合格者にとっても難しく点が取りにくい!
ライティングは合格者にとって得点源になる!強化するべき!
そう思えたことで、少し前向きになれました。

英検準1級合格への道①

2級までの勉強方法と同じように、でる順パス単英検準1級を購入し単語を覚える作業から始めました。
まず最初に驚いたのは、知っている単語が全然ないという事。
日本語の意味すら分からないものもたくさんあります。小学5年生には難しすぎる…。
まず最初にやった勉強方法は、いつも通り、少しずつ単語を覚えて、母と確認作業。ほぼ毎日続けるうちに、小学6年生でむかえる第1回英検に間に合いそうだと思い、受験の申し込みをしました。合格する自信なんて全くありませんでしたが、今考えると、もしかしたら?!マークシートだし?!みたいな期待が心のどこかにあったような気がします(笑)

参考書は準1級ではたくさん買いました。
●でる順パス単準1級
●英検準1級語彙・イディオム問題500
●英検準1級総合対策教本
●英検準1級リスニング問題150
●英検準1級長文読解問題120
●英検1級英作文問題(当時まだ準1級用の英作文対策の参考書が出ていなかったため・・・)
その他、英作文の書き方についての本を数冊購入。

たくさん参考書を買ったはいいが、全ての参考書にまんべんなく取り組めるほど時間はありませんでした。
もし仮に時間があったとしても、この頃の私達親子の意識では絶対合格なんてできなかったはずですが…。

そして、また不運だったのは、この回からライティングの内容がEメール形式からエッセイ形式に変更になったり、CSEスコア1792点以上で合格という判定基準になったこと。
過去の参考資料が全く無い状態なわけです。
実際、不合格通知を手にしてわかったことがたくさんありました。

英検2級合格までにかかった費用

準2級合格までにかかった425500円に、その後のマンツーマンレッスン代、参考書代、オンライン英会話代を足して約780000円となりました。ヨーロッパ行けちゃう金額です😢
英会話教室のグループレッスン辞めたはいいが、マンツーマンレッスンの中身も正直微妙。オンライン英会話で十分なんじゃないか?!という疑問。納得いかないまま続けるほど我が家には余裕がないのでマンツーマンレッスン一旦辞めました。目標の2級まで無事に取れましたしね!
しかし、その後、母にはが出てきます。
「うちの子なら準1級もいけちゃうんじゃない?!」なんて愚かにも思ってしまったのです。準1級のハードルの高さをしらずに…。

ちなみにこの頃の娘のスピーキング力はというと、
・簡単な挨拶程度ならこなれた感じでやり取りできる。
・短い文章なら正確に話せる。
といった感じでした。実際旅先でも親の私が何ていうといいかな?!なんて頭で考えていると、横から先に言ってくれたりして、相当助かりました。サンキュー!ぶーちゃん!

英検2級に向けての勉強方法と結果

準2級合格から1年後の2級受験となります。当時小学5年生です。
使った参考書は今までの級と全て同じになりますが、
●でる順パス単英検2級
●7日間完成英検2級予想問題ドリル
●英検2級過去6回全問題集(CDも)
●英検2級二次試験・面接完全予想問題

勉強方法も今までと同じでひたすら単語を覚えるだけです。準2級合格後、マンツーマンで習ってはいますが、週に1回の授業!英検対策は自宅でやる事とし、先生には会話重視で指導していただきました。
今までの級が割と簡単に取れてしまったということ。そして、この頃には小学校卒業までに2級を取りたい!という目標を持ったはいいが、まだ5年生なので、時間はたっぷりあるという変な余裕があり、結果は

一次 20問ミス という今までで一番最悪なスコアを出してしまいました。ついに、リスニングも満点ではなくなりました。

二次もQ&Aで5点引かれました。

満足のいく結果ではありませんが、一応合格はできたので良しとしましょう(笑)
娘は運よく合格できましたが、周りをみると、わりと2級で躓くお子さんが多いのかな?!という印象です。真の実力を試されるのは2級からということなのかもしれません。

この頃になると、頻繁に
「問題集何使ってるの?」
「どこの塾行ってるの?」
という質問をされました。参考にするのはいいと思いますが、ぶーちゃんが使った参考書は本屋の英検コーナーのど真ん中に置いてあるごくごく一般的なものであって特別なものではありません。勉強方法を聞かれ、「単語覚えてるだけ」と言っても信用してもらえず、「ふ~ん」と嫌な感じの返事をされたこともあります。秘策なんてないのです。ふ~ん女の子供の勉強法を逆に聞いてみると、過去問をちゃんと解いてなかったり、単語を覚えているか親が把握してなかったりします。小学生の子供によほどの意欲があって自ら英語学習に取り組んでいるのなら別ですが、親が英語塾に入れ英検に合格して欲しいと願うのであれば、親も勉強に寄り添い、環境を整えてあげることが大切だと思います。あの時、言い返せなかった言葉です…

英検準2級までにかかった費用

3級合格までの費用343300円に、その後の英会話教室の月謝、参考書代、模擬面接代、オンライン英会話代を足して、約425500円となりました。やっぱり教育費って高いですね…。
当時、通っていた英会話教室のグループレッスンに限界を感じていた母は、他の英語教室を見学に行ったりして、娘のレベルに合わせた授業を受けられる場所を探し求めることとなりました。結局はそんな教室は無くて、マンツーマンで教えてくれる格安の教室にお願いすることとなります。これからは日本人の先生です。先生は選べず、たまたま我が家の希望の時間帯に空いている先生になりました。(あとで知ったことですが、レベルの高い生徒さんが入塾した時はネイティブの先生にあたるらしい。。。)やはり英会話教室の小学生クラスで対応できるのは3級ぐらいまでです。
2020年度からは、英語も小学校の教科になるらしいので、街の英会話教室もそれに対応してもっと高いレベルになってくれるといいんですが…。話がそれてしまいますが、英語が教科になると、親も熱が入り、英語教室に殺到する。その結果、やる気のないネイティブや微妙な実力の日本人教師にあたってしまう。という悪循環に陥らなければいいな。と他人事ながら思ってしまいます。ついついネガティブな性格なので考えてしまうわけです。

さあ、次は英検2級です!

昔も今も基礎英語

中学の英語の先生から基礎英語を毎日聞くように!と言われたので、準1級の娘は基礎英語を聞いています。本来ならば、娘には聞く必要のないレベルの基礎英語ですが、基礎英語の放送内容を授業中確認されたりするため、生真面目なぶーちゃんはきくことにしたようです。時間がもったいないので、食事中にストリーミングを流し、時間を節約しています。出来ればこの時間はビジネス英語を聞かせたかった…。
思い返せば、私が学生のころ、中学校の先生は基礎英語を聞きなさいとは強制しなかったけれど、英語の成績がいい子はみんな基礎英語を聞いているという話を親が聞きつけ、ラジオで基礎英語を聞かされた記憶があります。昔はリスニングの勉強が今ほどは重視されていなかったので、ラジオから聞こえてくる英文がほとんど聞き取れず、数日でやめました。まあ、それでも何とかなったわけです。
あれから、数十年。中1のレベルぐらいの内容の基礎英語。4月は母も余裕でしたが、真剣に聞いていないと最近少し難しくなってきました。きっとテキスト片手に音声を聞いていれば、すんなり理解(目で確認、耳で確認)できるのでしょうが、テキストがないと聞き取れない単語がたまにででくるようになりました。そのとき思ったのは、学生のころも、テキストを見ながらラジオを聞いておけばよかったという後悔です。その点、ぶーちゃんは英語を習い始めた時から、たまたま英会話教室の教材のCDを聞きながらテキストを見て音読していたので母のような問題はないわけです。
単語を正しいネイティブの発音で聞き取れないと、リスニングが強くなるわけないですよね。
中学の英語の先生。直接は言う勇気もありませんが、どうか基礎英語きくように!とざっくり言うだけでなく、テキストも購入して目でも耳でも確認するように教えてあげてください。お願いします。